少しの背伸びからのはじまり
はじめまして。
まさかこうして、自分のホームページができる日が来るなんて、想像もしていませんでした。
最初は、本当にただの興味でした。
少しだけ背伸びをして、自分の中にある癖をオープンにしてみたい。
普段は決して見せることのない姿を、誰かにさらけ出してみたい。
そんな衝動に駆り立てられて、気が付けば裸になって写真を撮っていました。
不特定多数の人に見られるなんて……。
初めて投稿した日のことは、今でもよく覚えています。
投稿ボタンを押すだけなのに心臓はバクバクして、本当にこれを誰かに見られてしまうのかと思うと、怖くなりました。
結局、その日は反響を見ることができませんでした。
そして次の日。
恐る恐る確認してみると――
驚くほど、誰にも見られていませんでした。
あれだけ緊張していたのは何だったんだろう、と。
ほっとしたような、それでいて少しだけ寂しいような。
そんな複雑な気持ちになったことを、今でも覚えています。
でも、「誰も見ていないなら、そんなに怖くないか」と思えたことで、逆に少し大胆になれたのかもしれません。
そこからは、自分が見せたいものを、自分が見せたいように。
半分は自己満足のような気持ちで活動を続けていました。
すると、少しずつ見てくださる方が増えていきました。
反応をいただいたり、感想をいただいたり、同じような嗜好を持つ方と出会ったり。
自分の中だけにしまっていたものをさらけ出したことで、それまで知らなかった世界が少しずつ広がっていきました。
そして今では、性的な存在として見られることに、嬉しさまで感じています。
自分の姿や想いを、こうして誰でも見られる場所に置くことには、いまだに慣れません。
写真を公開するときも、文章を書くときも、「こんなところまで見せていいのかな」と思うことがあります。
でも、その恥ずかしさと同じくらい、誰かに見てもらえることへの嬉しさもあります。
インターネットという広い海のどこかに、自分の羞恥や好奇心、そして癖を形にした小さな世界が存在している。
それを誰かが偶然見つけて、覗いて、少しでも興味を持ってくれるかもしれない。
そう考えると、胸の奥が少し熱くなって、下腹部がゾクゾクするような感覚になります。
きっと私は、「見られる」ということそのものが好きなのだと思います。
このホームページでは、ギャラリーだけでなく、私が普段考えていることや、フェティッシュについて感じていること、撮影のこと、そして何気ない日々の出来事なども、少しずつ綴っていく予定です。
SNSだけでは伝えきれない私自身のことも、ここではもう少し深く残していけたらと思っています。
あの日の、ほんの少しの背伸びから始まった活動。
最初は誰にも見られなかった小さな投稿が、いろいろな人との出会いにつながり、そして今、こうして自分のホームページを持つところまで来ました。
ここが、私の好きなものや、恥ずかしいもの、そして私らしさを素直に表現できる居場所になれば嬉しいです。
そして、たまたまこの場所を見つけてくださったあなたにも、時々覗きに来てもらえたら嬉しく思います。
これから、どうぞよろしくお願いします。
渋谷 茜
