100円で十分な私

今日は撮影の予定だ。

小道具として
結束バンドを買ってくるように言われた。

結束バンドなんて
何に使うのか大体想像がつく。

どんなことをされるのだろう。

そう考えているだけで
興奮が止まらない。

そして
あえて100円ショップで買えるものというのが
またよかったりする。

まだ何に使うのか
具体的には聞かされていない。

ちゃんとした拘束具でもなければ
特別に用意された道具でもない。

どこにでも売っている
ただの結束バンド。

私には
そんなもので十分だと言われているような気がする。

でも実際
100円の結束バンドで十分なのだと思う。

立派な道具を用意されるより
その辺で買ってきた雑なもので
雑に扱われることも

私にとっては
一つの興奮材料になってしまう。

そう考えてみると

日常生活の中には
私を辱めるために使えてしまうものが
思っている以上にたくさんあるのかもしれない。

普段なら何とも思わず目にしているものも
使い方が変われば
私にとってはまったく別のものになる。

わざわざ大層な道具なんて
必要ないのだろう。

100円ショップで買えるものでも
家の中に転がっているものでもいい。

そんな
どこにでもあるものにすら
私は簡単に辱められてしまう。

そう考えると

場所も
道具も
たいした問題ではないのかもしれない。

私はいつでも
どこにでもあるもので
辱められることができる。

今夜もきっと

たった100円で買った
何の変哲もないものにすら

絶頂を許してしまうのだろう。

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